今日宅急便でスターベース東京からTGM-2が届きました。
箱がでかい重い、そして開けてみたら中身もでかい重い。
左がSXマルチプレート、プレートホルダーSX、ニューガイドマウント、FC-76鏡筒バンドという今まで使っていたセット。
右が今回買ったガイドマウントTGM-2。これをニューガイドマウントと交換するわけです。TGM-2のサイズが・・・・でかい
で、早速付けてみた。
と言いたいところですが、実はマルチプレートSXにはTGM-2は無加工ではつけられません。TGM-2の取り付けは105mm間隔のM8 ピッチ1.25mm ネジ2箇所で出来ます。ですがマルチプレートSXには105mmもの広い間隔の穴はありません。ということで、マルチプレートSXにタップを切ることにしました。おそらくこれが一番良い方法でしょう。
で、タップを切る道具なんて自宅には持っていなかったので、工学部の友人を誘って早速ホームセンター ダイシンに行き、 M8 ピッチ1.25mmタップ、タップハンドル、切削オイル、M8平ワッシャー、M8ナット、6.8mmドリルビットを買いました。そしてダイシンの工作室にてさっき買ったドリルビットを備え付けのボール盤にセットし、タップ用下穴6.8mmを開けました。
最初は部室にあるボール盤でやるつもりでしたが、部室のボール盤は軸がちゃんとしてないので、穴がズレるといけないと思い、ダイシンのボール盤で穴をあけました。しかもダイシンの店員さんが凄い詳しくて(当たり前か)ほとんどやってもらった形になったので、かなりいい精度で下穴が開けられました。
そして部室に戻って今度はタップ切りです。実は後輩で去年200回くらいタップ切りをした人がいるので、彼を呼び、彼に教えてもらってタップを切ろうと思いましたが、自分でやるよりやってもらったほうが上手く出来そうだったので、結局全部やってもらってしまいました・・・(笑)。さすがタップ職人、計算通りの位置に垂直に綺麗にタップが切れました。素晴らしい!!
そして、タップ穴を部室に打ち捨ててあったウイスキーで脱脂して、いざM8ボルトを挿入すると、見事に滑らかに垂直にボルトが刺さります。これでO.K.だ
ということでワッシャーを噛まして、TGM-2が見事マルチプレートSXに付きました!!
うーん、美しい。これは全くたわまなそうだ、素晴らしい。実は、TGM-2が重くて、何もしないと右側に倒れてしまうので、左側にニューガイドマウントを重りとして乗っけています。
横からの写真も
2Lのペットボトルが小さく見える。横のTAKAHASHIロゴは少しかっこいいと思ってしまった僕は、末期患者でしょうか(笑)。
結局、加工に必要なものは工学部の友人に教えてもらって買い、下穴あけもダイシンの店員さんにやってもらい、タップ切りは後輩のタップ職人にしてもらい、自分は工具の提供以外何もしてないですが、上手くいきました。
これで次回からは自分ひとりでマルチプレートに穴開けたり、タップ切ったり出来ると思います。今回は全く自分でやってませんが、やり方が分かったので良しとしましょう。
改めてお礼を言います。工学部友人ガチ本くん、ダイシンの主任店員さん、タップ職人のガチ村くんは本当にありがとうございました。自分ひとりでは何も出来なかったので、凄く助かりました。ほんとありがとうね。
果たしてこれでたわまなくなるか?
実践でのTGM-2の実力は、また後日報告します。
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