103Pハートレー彗星とh-x二重星団とハート星雲のコラボ写真です。
SIGMA 70mm MACRO F2.8→F4
EOS kissX2 ISO400 5min*3
EM-200B赤道儀による追尾
トリミング加工済み(元写真の右上部分の面積にして1/4程度の場所をトリミング)
お気づきでしょうか?
そうです、この前言っていたSIGMA MACRO 70mm F2.8 EX DGを買ってしまいました。
彗星の星野写真を撮るには今日しかないと思い、撮影地に向かう途中にヨドバシカメラにて、価格交渉の末に購入しました(笑)。私の場合、レンズ購入には目的とお金と勢いが必要です(笑)。
ファーストインプレッションとしては・・・
・アウターフォーカスが伸びる伸びる
ピント合わせがアウターフォーカスですが、ピントリングを回すと、まるでズームレンズのように全長が伸びます。天文屋さんにはあまり関係ないかもしれませんが、持ち歩く際などに少し不便かもしれません。
・ピント合わせが極めてシビアで大変
ほんとにちょっとピントリングを回しただけで、とてもピントがずれます。
最後の追い込みは指のタッチの微妙さで調整です。
・ピントリングが少し軽すぎる
上記のようにピントがシビアなのに、ピントリングがちょっと軽すぎる気がします。
もうちょっと手応えがある方が、調節しやすい気がします。
それから私の個体では問題ありませんが、天頂方向に向けて撮影する場合に、重力でピントリングが回ってしまい、ピンぼけてしまう個体もあるようです。
・青ハロはまぁこんなもんか
このレンズを星に使っておられる方は結構いらっしゃいますが、皆さんの画像を拝見しても、青ハロはこの程度のようです。気にし始めると気になりますが、ピクセル等倍で見たりしなければ気になりませんかね。カメラレンズならこんなもんかな。今回は対象が彗星のため、露出時間が短くなければならず、一段絞りで撮りましたが、もう一段くらい絞るともっと良くなるのかもしれません。
・周辺までシャープな像
この写真はそもそもトリミングなので元の写真を見ないと分かりませんが、元の写真は周辺像までなかなかビシッとしていてシャープな星が写っていました。確かにカミソリマクロの異名は伊達じゃないようです。ちなみに倍率収差の方向から分かると思いますが、元写真の右上部分の面積にして1/4程度の部分をトリミングしたものです。構図ミスです、はい(←馬鹿)。。。
・開放値F2.8
一段絞っても4、二段絞っても5.6。
ガイド時間は短いに越したことありません。
これから主にガイド撮影で使い倒していくので、また写真が撮れ次第、追って報告していきます。
天体以外だと、そろそろ紅葉シーズンだし、葉っぱのマクロ撮影とか行こうかなぁ
p.s.
画像処理により青ハロを減らしてみました。